SEO対策

 ローマ字ブログを始めてから SEO対策に俄かに関心を持ちました。以前からこの言葉は知ってゐましたが、SEO対策なんかしなくても『ziomの日記』は、自分の意図したキーワードで検索結果の2ページ目か3ページ目に登場するやうになるので、別に関心は持ちませんでした。もともと、このブログの扱ふテーマなんて、マイナーなものですし、そのマイナーな中で、傍流の意見を書いてゐるので、検索結果の評価としては妥当だと思ってゐたからです。
 ところがローマ字ブログは全く引っ掛かりません。当たり前のことですが、ローマ字なので、漢字のキーワードでは引っ掛かりません。ふと、SEO対策も考へたのですが、それ以前に本文が仮名漢字でないので、いくら頑張っても、お手上げ状態です。同じ内容をローマ字文と仮名漢字文で記述するサイトもありますが、それだと、訪問者は仮名漢字文しか読まないので、意味があるとは思へません。

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ローマ字ブログ 2018/01/06-2018/01/12

 ローマ字ブログの目次

ローマ字の長音問題

 今週末から、『ziom の日記』のアクセス数が爆発的に増えてゐます。もっとも、2年間の休眠ブログで出発地点が閑古鳥だったので、増えるのも当たり前のことです。悪名は無名に勝るといふことで、アンチも含めて、アクセスが復活しはじめたといふことでせう。
 さて、正仮名遣ひ文といふのは恵まれたもので、漢字そのものは、現代仮名遣ひ文と共通なので、検索エンジンが探してくれます。最近は、正字略字の差も検索エンジンが共通化してくれるので、正字を使ってゐても、同様に検索エンジンが探してくれます。一方、純ローマ字文は全く検索エンジンが探してくれまん。でも私のローマ字ブログ*1は純ローマ字文で続けるつもりです。
 私は、正仮名遣ひの理論は正仮名遣ひ文で書き、ローマ字の理論はローマ字文で書きます。なぜかといふと、現代仮名遣ひ文であらうが、正仮名遣ひ文であらうが、ローマ字文であらうが、書いてある内容は現代口語文だからです。文字さへ読めれば、理解できるはずです。正仮名遣ひは中学校の古文で、ローマ字は小学校の国語で習ってゐます。しかも中学校の英語の知識はローマ字を読むときに補助的な知識になります。
 義務教育を受けてゐれば読めるものをわざわざブログで回りくどく説明する必要もないでせう。だから、正仮名遣ひ文やローマ字文を読むための指南記事なんて不要です。これ以上は、知識を学ぶのでなく、ひたすら読んで、視覚的に慣れるだけです。
 もちろん、それらを書くときは、それなりの指南記事が必要ですが、それこそ、正仮名遣ひ文やローマ字文で書くべきことでせう。要するに、現代仮名遣ひ文で書かれた、正仮名遣ひやローマ字の指南書は単なる理想論の批評だけで、実際に該当文字で書いてみないと長所も短所も気付かないわけです。それでどうやって指南するのでせうか?
 『ziomの日記』にきてまで、ローマ字に興味のあるひとは少ないでせうか、下記のやうな記事を書いてゐます。

はてなブログの正仮名ページ件数395件

 以前グーグルで「てゐる」を検索して正仮名ページを数へたことがあります。どうも最初に出力される数が正確でなく、検索結果のページをめくっていくと、候補が最初より減ってきます。今回は、これを避けるために、はてなブログ住民だけの正仮名ページを数へてみます。事前準備として、次の設定を行ひます。

  • 設定 → 検索設定 → ページあたりの表示件数 → 100件

 次に、検索フィールドで、次の文字列を入力します。

  • 「"てゐる" site:hatenablog.com」

 これでも最初のページでは過剰件数になるので、ページをスクロールダウンして、検索順位の低いページを表示します。今回は「395件」でした。この方法で他のブログ・ドメインも検索するとより対象範囲を広げることができます。

 グーグル検索は偉大で、「"てゐる"」と入力するだけで、今まで知らなかった正仮名のページを探すことができます。

『吾輩は猫である』の現代仮名遣ひ版を校正

  • 1. 現代仮名遣ひ文で、文章を完成させる。

 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
 どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。

  • 2. 「う」を検索して、長音の場合は、必要なら手前の仮名文字を書き換へ、次に、必要なら「ふ」に置き換へる。
    • という → といふ
    • あったそうだ → あったさうだ
    • 食う → 食ふ
  • 3. 「わ」「い」「え」「お」「じ」「ず」をそれぞれ検索して、必要なら「はひへほゐゑをぢづ」に置き換へる。
  • 3-1 「わ」
    • 思わなかった → 思はなかった
    • フワフワ → フハフハ
  • 3-2 「い」
    • 無い → 無い
    • 薄暗い → 薄暗い
    • ていた → てゐた
    • ている → てゐる
    • という → といふ
    • 恐しい → 恐しい
  • 3-3 「え」
    • 捕えて → 捕へて
  • 3-4 「お」(候補なし)
  • 3-5 「じ」
    • じめじめ → じめじめ
    • 感じ → 感じ
  • 3-6 「ず」(候補なし)

 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
 どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いてゐた事だけは記憶してゐる。吾輩はここで始めて人間といふものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪な種族であったさうだ。この書生といふのは時々我々を捕へて煮て食ふといふ話である。しかしその当時は何といふ考もなかったから別段恐しいとも思はなかった。ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じがあったばかりである。

 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
 どこで生まれたか頓と見當がつかぬ。何ても暗薄いじめじめした所でニャー/\泣いて居た事丈は記憶して居る。吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。然もあとで聞くとそれは書生といふ人間で一番獰惡な種族であつたさうだ。此書生といふのは時々我々を捕へて煮て食ふといふ話である。然し其當時は何といふ考もなかつたから別段恐しいとも思はなかつた。但彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフハフハした感じが有つた許りである。

 辞書で確認したのは、「じめじめ」「フワフワ」といふ擬態語ぐらゐです。擬態語がなければ、辞書なしで校正可能です。また、原文では「ゐる」ではなく「居る」と書いてゐます。

正仮名遣ひ文の作成方法

 正仮名遣ひ文の作成方法

  • 1. 現代仮名遣ひ文で、文章を完成させる。
  • 2. 「う」を検索して、長音の場合は、必要なら手前の仮名文字を書き換へ、次に、必要なら「ふ」に置き換へる。
  • 3. 「わ」「い」「え」「お」「じ」「ず」をそれぞれ検索して、必要なら「はひへほゐゑをぢづ」に置き換へる。

 これが最も簡単です。「わいうえおじず」を置き換へると言っても、漢字で書くべきところを漢字で書いてゐれば、検索で見つかるのは、ほとんどが、用言の活用語尾と補助用言なので、すぐに置き換へ方を覚えてしまひます。仮名文字で「くゎ」「ぐゎ」を使ふやうな場面はまづありません。よく、正仮名遣ひを習得するには、入力時からハ行転呼音をすべて校正なしで書けとか、仮名漢字変換は、字音仮名遣ひで変換せよといふ指摘がありますが、ここまでハードルをあげる必要はありません。作成時に一時的に現代仮名遣ひであっても、作成後に正仮名遣ひとして公開すれば、胸を張って正仮名遣ひ文と言へます。

姉妹ブログの支援

 今年から、文体をデス・マス体に変へます。デアル体は、文末の表現を工夫しないと挑発的な文体になってしまひ、作文に神経を使ひます。
 さて、本題ですが、昨年、はてなダイアリが新規受付を廃止したので、はてなブログに移行しました。他のHP・サービスやブログ・サービスの経験上、新規受付を廃止することは、数年のうちに、サービスそのものを廃止することと同じ意味を持ちます。他のプロバイダで、廃止直前に慌てて、HPの引越しをしたことがあるので、今回は、早めに移行しました。
 新規に何かブログ活動をする気もなかったのですが、はてなブログは同一IDで3個まで、ブログを作れるので、試しに、昨年末にローマ字ブログを開設しました。ところが、検索エンジンに全く引っ掛からない状態です。当り前ですが、「漢字」で検索する人はゐても、あへて「Kanji」で検索する人はゐません。このままでは姉妹ブログが支援しないと、「限界ブログ」になってしまひます。本当は別人格で進めるつもりでしたが、記事の作者に「ziom」と表示されるので、私のブログであることがいづれ分かりますし、カミングアウトして支援することにします。
 正仮名遣ひの私がローマ字ブログを開設こと自体、矛盾を感じるかもしれませんが、私のポリシーで「実践なくば批判なし」があります。実際、正仮名遣ひブログを始めた動機も、正仮名遣ひを理解するためです。ブログをやって分かったことは、少なくとも、「正仮名遣ひは難しい」と現代仮名遣ひで批判する人の意見は一行も読む価値がないといふことです。何も理解せず、自分と異質といふだけで批判してゐることが分かります。
 さて、正仮名遣ひは、仮名遣ひや文体が何であれ、漢字そのものは検索エンジンに引っ掛かりますので、賛同者も批判者も含めて、数日のうちにブログを訪れてくれるのですが、ローマ字ブログは検索エンジンからもはぶられ、「限界ブログ」状態です。
 日本語を豊かにするためには、正仮名遣ひもローマ字も同様に重要です。ローマ字文といふのは、漢字熟語が使へない世界です。大和言葉を豊かにしていくしかありません。ローマ字ブログの支援の意味も兼ねて正仮名ブログも週に一度は更新していきたいと思ひます。

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