育児支援にまつはる様式美

 はてなの世界で私に関連することだから紹介しておく。正に私が予告したとほりの様式美だ。

 実は単身世帯から育児世帯への所得移転の必要性は以前から叫ばれてゐたが、自民党政権では出来なかった。その理由は財源や利権の問題も当然あるが、阻害要因の本質は野党からの批判である。育児世帯への補助をしようとすると、フェミニストの多い野党から「子作りを強制するな」「不妊女性にも配慮しろ」といふ批判が来るのを恐れて政策を進められなかった。ところが、その野党が育児支援を公約にして過半数を獲得してしまった。これで反対する勢力がなくなった。

ziom
 finalventさん、前向きなコメントです。
 民主党の政策のなかで唯一評価できて年内に実現可能なのは「子育て支援」でせうね。他は党内でもまとまらないし官僚の抵抗もあるでせう。
 で、なぜ評価するか?元から単身者から育児世帯への所得移転は必要だったのです。単身者も育児世帯も同じ年金・保険を享受しならが、育児世帯は子育の重い負担を強ひられてゐる。ところがこれを真面目に取り上げると「結婚観を押し付けるな」「不妊治療家庭を見捨てるな」とマスコミがうるさい。それがあっさり実現しさうだ。出来れば子育て支援を恒久化させるべきでせうね。
 財源はどうするの?これこそ赤字国債でいいのですよ。受益者負担なのだから、子供世代が大きくなって自分で返せばよい。奨学金みたいなもんです。もちろん、増税でまかなってもいいし、その場合でも単身者から育児世帯への所得移転になる。用途は教育費でもいいしパチンコでもいい。ばら撒きだから景気を刺激する。
 民主党はこれを実現したら用済みでせうね。

y-yoshihide 経済, 政治, 経済, 政治 米欄の結婚出産至上主義が気持ち悪い。それは異性間での婚姻と出産が前提の話でしかないのにね。

 個々の価値観を訴へるのは構はないのだが、経済を支へ社会を安定させてきたのは、伝統的な家庭とその価値観である。ミクロの価値観とマクロ経済を混同しないでほしい。マクロ経済において、独身貴族、DINKS、同性愛などは、口は悪いが寄生虫のやうなもので(と言ひたいぐらゐの憤りを時々感じるときがあるのだよ。子育て家庭から見れば、君らが無自覚に行ふ傍若無人な振る舞ひには)、人生を通して貢献度を平均すれば、やはり社会の足を引っ張ってゐる。と書くと敵を増やすのだらうが、循環型経済に貢献してゐないといふ自覚ぐらは持ってほしい。それはともかく、今回は id:y-yoshihide氏のやうな価値観を持つ人物が支持層である民主党が提案したことだ。育児支援については粛々と実行していただきだい。