HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS

 発売とともにアマゾンから取り寄せたので、発売日の2007年7月21日から読了まで2年以上掛かってしまった。ハードカバーで750ページの大作で、入手後2週間は1日30ページのペースで読み進め400ページを読んだところで挫折してしまった。その後、日本語版の発売日2008年7月23日の前後で一念発起して650ページまで読み進めたが挫折。ともかく本巻はハリーの活躍シーンも少ないし、恋愛面の描写も少ない。ハリーの逃亡と仲間の死の連続で、このやうな描写を英語で読み進めるのは相当の苦痛であった。やうやくこのシルバーウィークで片付ける気になり、一期に読み終へた。最後のシーンで初めてハリーが逆襲するのだが、さすがにこのシーンでは英語版でも引き込まれるものがあった。エピローグでは日本のホームドラマでも赤面するやうなハッピーエンドなのだが、幼少期の冒険と成人期の平穏とのコントラストは、このシリーズの本当のテーマなのだらう。
 これで1年前に買った日本語版『ハリー・ポッターと死の秘宝(ISBN:9784915512636)』を改めて読むことができる(私以外の家族は読んでしまった)。日本語版の場合、二日あれば余裕で読了できるだらう。
 ハリーポッターシリーズは私がアメリカで駐在してゐたときから英語版を主体に読み進めてきたので感慨深いものがある。以下の4作品は英語版を先行して読んだ。今作品以外は日本語版の発売前後に読了できたのだが、学園生活が主体で、コミカルなシーン(特に、ウィズリー双子兄弟や屋敷下部妖精)がメリハリを提供してくれた前3作品に比べて、今回は逃亡シーンが全編の7割を占めてをり、相当、重い作品であった。