特集「訓令議事録」: 番外、JIS文字コードの怠慢

(2019/03/31)

それなのに,この間も申し上げたが,ローマ字の長音記号「^」とかが全然入っていない。今回の第3水準に入るらしいということは分かったのだけれども,そもそも出発の時に間違っていたんじゃないかと思う。ローマ字の長音記号については最初から入っているべきだったんじゃないかと思う。しかも半角,全角両方がそろうべきだったのではないか。そのために,私の観察では,ワープロつづりと言われるローマ字つづりが普及したんじゃないかと思っている。例えば,「オー」というのに「OU」とつづる。そういうのが普及したんじゃないかと思う。

 今回は、訓令制定前の議事録ではなく、第21期国語審議会の発掘してみると、まさに、字上符問題の根源が指摘されてゐます。確かに ASCIIコードに含まれてゐなくても、JIS半角カタカナには 0xE0 から 0xFE の間に余裕があった訳で、本来そこに追加しておけば事情は異なってゐたかもしれません。

  • F0 から F9 への追加例
+0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +A +B +C +D +E +F
20 ! " # $ % & ' ( ) * + , - . /
30 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 : ; < = > ?
40 @ A B C D E F G H I J K L M N O
50 P Q R S T U V W X Y Z [ \ ] ^ _
60 ` a b c d e f g h i j k l m n o
70 p q r s t u v w x y z { | } ~
A0
B0 ソ
C0
D0
E0
F0 Â â Ê ê Î î Ô ô Û û