正仮名遣ひ実践への七つのコツ(優先度順)

正仮名遣ひ変換サイト】 【正仮名遣ひ習得サイト
1. 「〜ている」→「〜てゐる」
2. 「う」で終はる動詞「わいうえお」→「はひふへは」
現代仮名遣ひ 思わない 思います 思うとき 思えば 思おう
正仮名遣ひ 思はない 思ひます 思ふとき 思へば 思はう

3. 推量表現「オ段+う」→「ア段+う」、「〜しょう」→「〜せう」

現代仮名遣ひ 書こう 貸そう 勝とう 死のう 噛もう 狩ろう 嗅ごう 飛ぼう
正仮名遣ひ 書かう 貸さう 勝たう 死なう 噛まう 狩らう 嗅がう 飛ばう
現代仮名遣ひ 書くだろう 書きそうだ 書くそうだ 書くようだ 良かろう
正仮名遣ひ 書くだらう 書きさうだ 書くさうだ 書くやうだ 良からう
現代仮名遣ひ 書きましょう 書くでしょう
正仮名遣ひ 書きませう 書くでせう

4. 「い、う、よう」→×「ひ/ゐ、ふ、やう」

  • 一段動詞、カ変、サ変の推量「見よう」「来よう」「〜しよう」(×「見やう」「〜しやう」)
  • 形容詞の語尾「美しい」「良い子」(×「美しひ」「美しゐ」「良ひ子」「良ゐ子」)
  • 音便(イ音便、ウ音便)
音便前 書きて 嗅ぎて 問ひて くださりませ ありがたくござります
現代仮名遣ひ 書いて 嗅いで 問うて くださいませ ありがとうございます
正仮名遣ひ ありがたうございます
× 書ひて 嗅ゐで 問ふて くださひませ ありがたふござゐます

5. 助詞、接続詞、副詞

現代仮名遣ひ 〜ぐらい 〜さえ 〜じゃ 〜ずつ なお まず
正仮名遣ひ 〜ぐらゐ 〜さへ 〜ぢゃ 〜づつ なほ まづ
現代仮名遣ひ こうする そうする どうする いずれする もうする
正仮名遣ひ かうする さうする いづれする

6. 一段動詞

  • 「い、え、じ」→「ゐ、ゑ、ぢ」
現代仮名遣ひ 率いる 用いる 植える 飢える 据える 閉じる 恥じる
正仮名遣ひ 率ゐる 用ゐる 植ゑる 飢ゑる 据ゑる 閉ぢる 恥ぢる
  • 「い」→「い」(その他は「い」→「ひ」)
    • 老いる」「悔いる」「報いる」
  • 「え」→「え」(ヒント「〜える(〜やす/〜やかす)」)
    • 例、「甘える(甘やかす)」「絶える(絶やす)」「費える(費やす)」
  • 「え」→「え」(ヒントなし)
    • 「覚える」「消える」「聞こえる」「凍える」「吠える」「見える」「悶える」
  • その他は基本的に「え」→「へ」(ヒント「〜へる(〜ふ/〜はす/〜はる)」)
    • 例、「変へる(変はる)」「従へる(従ふ/従はす)」

7. 迷ったときは漢字か片仮名で書く。字音仮名遣ひ習得は後回しでも良い。

  • 「変へヨーがなかった」→「変へ様がなかった」(「変へやうが〜」)
  • 「変へるホーが負ける」→「変へる方が負ける」(「変へるはうが〜」)
  • 「変へるユエに負ける」→「変へる故に負ける」(「変へるゆゑに〜」)
  • 「変へるセーで負ける」→「変へる所為で負ける」(「変へるせゐで〜」)
  • 「変へるハズはない」→「変へる筈はない」(「変へるはずは〜」)
  • とにかく実践あるのみ。