小切手

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 むしろ日本の銀行こそ個人の普通口座向けに小切手を発行すべきだ。日本人は、もっと口座自動引き落としの危険性を知るべきだ。私は駐米時に小切手を使用してゐた。確かに、月末など、電気・ガス・テレビ・電話などの公共料金の支払ひ期日が迫り、額面を確認しながら小切手を切るのは相当手間に思ったが、それでも知らないところで口座自動引き落としされてゐるよりマシだ。今でも、携帯電話だけは、口座自動引き落としにせず、払ひ込みにしてゐる。それは、携帯電話の請求書には納得できない課金がたまにあり、それを毎月確認するためだ。特に子供の携帯電話など油断してゐると何が課金されるか分からない。同様に新聞の口座自動引き落としも要注意だ。新聞の場合、数ヶ月毎に契約を切り替へることが多く、契約切れなのに引き落としが続くことがたまにある。販売店にクレームを付けたところ、再契約することで、同等の期間+αを無料にしてそれ相応の贈答品をもらったが、返金には応じてもらへなかった。以後、新聞では口座自動引き落としを利用してゐない。
 また、小切手は、相手の請求に不備があれば払ひ込みを停止して交渉することが可能だが、口座自動引き落としは、相手が引き落とし停止に同意しない限り、自分の口座から出金されるのを防止できない。公共料金のやうに善意の業者ならいいが、英会話学校などの支払ひを口座自動引き落としにしてゐると、夜逃げの資金として、架空請求と共に多額の金額が引き落とされる危険性がある。これは社会問題にもなってゐる。かうなると返還請求で裁判を起こさざるを得ない事態になる。しかし、そのやうな経緯で引き落とされたお金は戻ってこないと思った方がいい。結局、お金は払った方が負けなのだ。